編集長が聞いてきました

後悔しない土地探し。マイホームは30点スタートを目指せば合格!

後悔しない土地探し。マイホームは30点スタートを目指せば合格!

住宅メーカー出身で、地元の愛知県岡崎市を中心にした不動産を扱っている株式会社HIESの代表小林さんに失敗しない土地の探し方を5つ伺っていますが、今回の5つめの記事が最後となります。

  1. 両手取引・片手取引を理解する
  2. 不動産屋さんがコッソリ教える、できるだけ安く土地を買う方法とは?
  3. 土地購入の注意点をズバリ指摘してくれる強い味方は、マイホームの建築担当者
  4. 土地選びのポイントは、自分と家族の生活をシミュレーションしてみること

前回は、土地を見た時の自分たちの調査方法や、決断の仕方について紹介しました。
一番大切なことは、「その土地で住んで生活しているイメージが湧くかどうか」なのだそうです。

今回教えていただくことは、土地購入のプレッシャーを軽くするためのコツです。
家づくりのための土地購入ですが、あれこれ考えだしてしまってはなかなか決断ができなくなってしまいそうですよね。
しかし、「絶対に失敗してはいけない」と思い込めば思い込むほど、家づくりも土地探しも楽しめなくなってしまいます。

私たちが陥りがちな「完璧にしなければ」というプレッシャーから開放されて、マイホームづくり、土地探しを楽しむにはどうすればいいのでしょうか?

土地探しは土台づくり

北村

今までのお話を聞いてきて、こんなに気をつけることがあるの!多すぎ!と、疲れてしまった方も多いと思います。
実は、私自身が土地を探すだけでもこんなに情報量が多すぎて、気が遠くなりそうでした。

IMG_1243

一番大事なことですが、土地探しも家づくりも楽しむことを忘れないことです!
楽しくなくなる原因は、損をしないようにしようという警戒心と、すべて完璧でなければいけないという思い込みです。
最初からパーフェクトなスタートではなく、何十年かかけて完成に持っていくものだと思ってもらうのがベストです。
例えば100点満点を区分するとこんな感じになるのではないかと思います。

100

IMG_1243

家づくりを最初から完璧に行おうと思う考えが、決断を鈍らせてしまいます。
まずは30点くらいを目指して、住んで暮らしていくことで100点に近づけていくと考えることで、プレッシャーが軽くなり、家づくりを楽しむことができます。

北村

なるほど。最初は家づくりでは30点を目指せばいいということですが、30点なら取れそうな気がしますね。

IMG_1243

そうなんですよ、最初から完璧な状態で家に住めるということはあり得ません。
不確定事項が多く、資金など思い通り行かず悩むことが多いのが家づくりで、土地探しもわからないことがたくさんあると思います。
しかし、家を建てたいと思うきっかけは、現状の住宅への不満を解決したいということからスタートしていくのではないでしょうか。
自分のニーズは常に変化するものなので、最初は家づくりを楽しむことができれば、十分なんですよ

北村

すると、土地探しは家づくりの始まりの0章みたいなもので、プロジェクトの土台づくりとなりますね。

IMG_1243

先程も言いましたが、全部自分たちだけで考えてしまうと辛くなります。
そのために、不動産屋さん、建築屋さんという専門家とチームを組んで、自分の負担を減らしましょう。

IMG_1243

まずは、どんな家に住んで、どんな暮らしがしたいかをイメージしてから、自分が好きな不動産屋さん、建築屋さんを見つけてみましょう。
この2人がセットになっていると、土地を購入すること、実際に活用して家を建てること、両方の目線で土地を見ることができるので「理想的な家」まで近道となります。

今回のまとめ

今回のポイントは最初から完璧にしようと思うと、土地選びも家づくりも楽しめないので、まずは30点くらいを目指そうという気持ちで、プレッシャーを軽くすることを教わりました。

家づくりの過程で業者の言いなりになってしまい、納得のいかない家にならないように自分たちのイメージをきちんと持っておくことが大切です。
不動産屋さん、建築屋さんのような専門家とチームを組んでプロの意見を聞きながら、判断していくことが「理想の家」への近道となります。

5つのポイントの総まとめ

5回にわたって小林さんに土地の選び方について教わりましたが、ここでもう一度5つのポイントをおさらいしてみましょう。

  1. 両手取引・片手取引を理解する
  2. 掘り出し物という幻想を捨てましょう
  3. 建築屋さんの協力も要請しましょう
  4. 自分と家族で、その土地の生活をシミュレーションしよう
  5. 家づくりは30点スタートを目指す(この記事)

第1回めの両手取引・片手取引を理解するのポイントは、「片手取引」のほうが、依頼主の要望を聞いてもらいやすいことと、値段の交渉はしないと損だということでした。
ただし、人気の土地はすぐになくなるので、値交渉は諦めてすぐに抑えたほうが得策です。

つづいて、第2回め「掘り出し物」物件という幻想を捨てるでは、相場より何十万も安い物件はないと思ったほうが良いとのことでした。
競売物件など値段の安い土地ならではの落とし穴についても、詳しく解説しているので少しでも安く土地を買いたい方には必見の記事です

第3回め建築屋さんの協力をお願いするでは、家を建てる建築担当者さんの意見をセカンドオピニオン的にもらうと、さらに失敗しない土地が選べるということでした。
もうひとつのメリットとしては、建築担当の方と土地を探すと、家を建てる工程がスムーズになるそうです。

どうやって決断するかに役立つのは第4回め自分と家族で、その土地の生活をシミュレーションしてみるです。
実際に自分たちが住む場所は自分たちで調査してみる方法を教えていただきました。
何度も土地の場所に地道な調査が続きますが、自分たちで調べていくことでこの土地でいいかどうか自然に決断できるようになります。

最終回のこの記事では、家づくりを最初から完璧に行おうと思う考えが、決断を鈍らせてしまうので、最初は30点くらいを目指して、住んで暮らしていくことで100点に近づけていくと考える。
こうしてプレッシャーを軽くすることで、肩の荷が下り、家づくりを楽しむことができます。

たくさんのポイントがありましたが、大事なことは不動産屋、建築屋さんなどプロを味方につけて、自分たちでも足を使って情報を収集していくことに尽きると思いました。

せっかくの家づくりのスタートとなる土地探しだからこそ、「単なる苦行」にすることなく楽しんで探していきたいと思います。


この記事を書いた人

北村美桂

北村美桂

男性週刊誌のライターを経て、ポータルサイトなど約7年WEBメディア運営に関わり独立。WEBを中心に活動するライター。歴史旅ブログ「カツイエ.com」の運営者でもあり、参加者全員が新聞紙カブトをかぶる歴史イベント「名古屋歴史ナイト」も3ヶ月に1回開催中。リビング書斎とパクチーがたくさん育てられる家庭菜園がある家が理想。

同じ人が書いた記事一覧はこちら

この記事が連載されているコンテンツ

編集長が聞いてきました

COLUMN連載コンテンツ紹介

  • シンプルインテリア風水
  • 明るいお部屋計画
  • キラリ☆職人技
  • 【実況!隣の家づくり】吉房家編
  • 幸せな家づくりは人間関係が9割
  • おうち見せて
  • 編集長が聞いてきました
  • くらそうねブログ
  • 【実況!隣の家づくり】林家編

RANKING 人気記事ランキング

くらそうねメールマガジン

毎週木曜日にくらそうねメールマガジン配信中!
くらそうねの最新情報や役立つ家づくり情報をお届けします! 是非ご登録ください!

メールマガジンイメージ