近隣住民が非常にデリケートな方なのですが、近隣挨拶や工事中に気を付けることはありますか?
解体工事をすることになりましたが、近所に少し神経質な方がいるので、トラブルに発展してしまわないか心配です。騒音や振動が出てしまうことは仕方ないと思いますが、クレームを言われないように前もってできることは何かありますか。また、クレームになりやすいケースがあれば教えてください。
工事日程や工事内容、近隣の方が注意すべきことを業者に確認し、前もって説明に行くことをおすすめします。
二度に分けて挨拶にうかがいましょう
トラブルになりそうな近隣住民の方には、「可能な限りの配慮をしています」という姿勢を見せることが重要です。
そのためには、いきなり業者と一緒に訪問して「工事をしますので宜しくお願いします」と言ってしまうのではなく、まずは施主が単独で訪問をして、「〇月〇日から〇月〇日まで工事をしようと考えています。詳しくはまた後日に業者と一緒にご説明にうかがいます」と挨拶予告をしておいたほうが無難と言えます。
業者と一緒に訪問する際には、デリケートな方であることを事前に伝えておいたほうが賢明です。
日時・騒音・振動・清掃がトラブルになりやすい
一般的な工事の時間帯というのは、月曜日から土曜日までの朝8時から夕方5時までとされています。
それ以外の時間に少しでも工事をするとクレームの対象となりますので、必ず守ってもらうようにしましょう。
騒音や振動は解体工事をするにあたってどうしても避けられない現象であり、法的にもある程度は許容されています。法の範囲を超えない限り問題はありませんが、ご近所にとって不快であることは明確です。挨拶に伺う際にはこの点をしっかりとお詫びして、工事開始後にトラブルにならないようにしておきましょう。
騒音を防ぐためには防音シートで囲って工事を進めることもできますが、数万円アップとなる場合があります。
清掃に関しては、夕方5時の工事終了時間までには道路に水を流すなどして清掃も完了しておくようにお願いしましょう。
簡単な手土産があるとベター
挨拶に伺う際には、手土産を持参すると相手の心証が良くなるので、検討してみてください。
その地域ごとに慣習があったりしますので、町会長や地域の代表者などに相談してみると良いでしょう。
近隣挨拶における手土産は、一般的には300円~500円程度の消耗品などが適当とされていますが、手土産はあくまで添え物であり、「ご迷惑をおかけします」という気持ちが何よりも大切です。
都道府県別に解体工事会社と解体費用相場を見る
-
北海道・東北
-
関東
-
甲信越・北陸
-
東海
-
関西
-
中国
-
四国
-
九州・沖縄