解体工事会社の工事品質を事前に調べることはできますか？
解体業者を探している最中ですが、近隣に神経質な方がいるため、工事の品質や対応がしっかりしている業者を選びたいと思っています。契約する前に、その業者がどんな工事をするのか事前に調べることはできるのでしょうか？また、どんなことをポイントに調べたらいいでしょうか？
施工中の現場を見せてもらうよう担当者に依頼すると良いでしょう。自信のある業者であれば、見せてくれることは可能性は高いです｡また、施工実績の写真を見せてもらうことも良いかもしれません。
施工現場を見せてもらう
最も良いのは実際の現場を見せてもらうことです。解体工事会社は社内の組織が複数の班に分かれており、班ごとに現場を担当しているため常にいくつかの現場が併行していることが多いです。お近くの業者であれば、きっと近隣で現場を担当していることですので、動いている現場を見せてもらうのがよいでしょう。施主の方の同意が得られれば、きっと現地を見せてもらえることと思います。現地確認時には下記のようなポイントを中心に見ていただくと良いでしょう。
水を撒いている
作業中にホコリが飛ばないよう、水を撒くのは解体工事の基本です。上物の取り壊し中であれば、しっかりと水を撒く担当が割り振られているか確認しましょう。
養生をしているか
水撒きと併せて近隣配慮の手段となるのが養生です。近隣が密接している場合には、建物を足場と仮囲いを設置しているか確認して下さい。
近隣の土地に勝手に入っていないか
作業中、近所の土地に勝手に入っていないでしょうか。事前に借地の承諾を取っていれば問題ないですが、無断で立ち入っている場合はトラブルの原因となります。
作業終了後、清掃しているか
一日の作業終了後、近隣の清掃をしているでしょうか。作業中に道路に土が散乱するのは仕方がありませんが、周囲をきれいにした状態で作業を終えているかがポイントです。
整地跡はきれいか
工事が終わった現場であれば、整地跡がきれいかどうかの確認をするのがよいでしょう。優良な業者であれば、細かなガラを手で取り除きますが、残っている場合は作業が粗い業者なのかもしれません。
施工実績写真を見せてもらう
現地確認が難しい場合は、施工実績の写真を見せてもらうと良いでしょう。工事完了後、更地の写真を見せてもらえば、どのような仕上がりが期待できるか分かると思います。写真が残っているかどうかは、書類管理をどうしているかという業者の姿勢にもつながりますので、会社の態勢も一緒に見ていただけるかと思います。
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