近隣のあいさつ回りを行う範囲は何軒でしょうか?
間もなく家の取り壊しが始まります。騒音など、ご迷惑をかけるので近隣に挨拶をしておこうと思いますが、どの程度の範囲まで行えばよいのか迷っています。両隣と裏と向かい側のお宅は伺う予定でいますが、工事車両が往来する道路沿いのお宅なども含めると、かなりの範囲になってしまうので悩んでいます。
明確な決まりはありませんが、何らかの迷惑をかけるお宅には声掛けをした方がよいでしょう。
最低限回るべき範囲
最低限回るべきなのは、両隣、裏、道路向かいの家です。工事中は、騒音や振動、ホコリ等のご迷惑をおかけすることになりますが、解体する建物と隣接しているこれらのお宅は最も大きな影響を受ける範囲です。工事をするマナーとして、必ず回らなければいけないお宅であるといえます。万が一、怠ってしまうと「なんて非常識な施主だ」という不快感をいだかれてしまう可能性は高いでしょう。隣が集合住宅の場合にも、直接声を掛けられる限りは足を運びごあいさついただくのがよいでしょう。数があまりにも多く、難しい場合には業者からあいさつ状をポストインしていただくと良いと思います。
回った方が良い範囲
両隣、裏、向かいのお宅以外にも、工事の影響は少なからずあります。音や振動、ホコリなどは遠くまで届きますので、ゆとりがあればその周囲のお宅にもできる限り声を掛けていただいた方がリスク回避にはつながると思います。又、前面道路が狭く通行止めをする場合には、家の出入りのために迂回をしなくてはならない方もいらっしゃるかもしれません。もし、いらっしゃる場合には、同様にお声掛けいただくと良いでしょう。
どちらでも良い範囲
工事音を騒音として感じないほどの離れた距離のお宅であれば、特に回っても回らなくてもよいといえます。足を運べば、「非常に丁寧だ」と感じていただけることは多いと思いますし、逆に恐縮されてしまうこともあるでしょう。ただし、地域によっては町内会全体にあいさつをすることが、慣例になっている場合もありますので、気になる場合は自治会長さんに確認していただくと良いのではないでしょうか。
都道府県別に解体工事会社と解体費用相場を見る
-
北海道・東北
-
関東
-
甲信越・北陸
-
東海
-
関西
-
中国
-
四国
-
九州・沖縄