解体工事のチェックリストはありますか?
家の取り壊しを検討していますが、仕事が忙しくあまり時間が取れないので、漏れなく効率的に手続きを進めていきたいと考えています。二度手間になったり、確認のし忘れがないように、初めて解体工事をする人のためのチェックリストのようなものはありますか?
業者選定時、解体着工前、工事完了後の3つに分けてチェックポイントを紹介します。
業者選定時
解体工事会社を選定する際には解体範囲や工事時期が、自身の要望にあった内容となっているかの確認が最も重要です。その上で、業者間の見積り条件に差がないかをチェックし、業者選定をしていくのがポイントです。
- 建物・塀・庭石・庭木など取り壊し範囲が要望と合致している
- 取り壊し期間が要望にあっている
- 業者が建設業許可、もしくは解体工事業登録を取得していることを確認した
- 工事完了後マニフェストを発行してくれることを確認した
- 建設会社に解体工事会社を自身で手配したかを確認した
- 解体工事会社間で同じ条件での見積りが出ているかを確認した
- 建物内の家財処分費用は含まれているかを確認した
- 解体費用の支払時期を確認した
- 建設リサイクル法の届出は誰が提出するかを確認した
- 追加費用が出るかを確認した
解体着工前
着工前にはライフラインの停止や近所へのあいさつ回り、建設会社の担当者との工事範囲や工事時期の打合せが必要です。役所への移転の届出もこのタイミングが適切です。
- 建設リサイクル法の届出を行った
- 電気、ガス、電話、ケーブルテレビの停止手続きを行った
- エアコンの取り外しを行った
- 浄化槽や便槽の汲み取りを行った
- 家具や家電製品といった不用品を処分した
- 近隣あいさつを行った
- 郵便の転送届出を行った
- 銀行、保険、携帯電話会社への移転連絡を行った
- 役所への転出転入届を行った
- 健康保険・国民年金の移転届けを行った
- 解体の範囲や期間、業者の連絡先をハウスメーカーの担当者に連絡した
- 滅失登記は施主かハウスメーカーのどちらかが行うかを、ハウスメーカー担当者に伝えた
工事完了後
工事後は契約どおりの工事が行われたかどうかを、しっかりと確認するのが最も大切な注意点です。その上で近隣あいさつや各種手続きを行うと良いでしょう。
- 工事内容が契約どおりか確認した
- 近隣の家屋等に破損がないかを確認した
- 近隣あいさつを行い、何か迷惑がなかったかを確認した
- マニフェストがいつもらえるか確認した
- 取り壊し証明を解体担当者から受け取った
- 滅失登記を完了した
- ハウスメーカー担当者に仕上がりを確認してもらった
- 解体費用を支払った
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