隣家の解体工事により、自宅の基礎にヒビが入りました。どうすればいいでしょうか?
隣家で解体工事が始まりました。しばらくして自宅の基礎にヒビが入っていることに気付きました。工事ではかなり大きな音を立てて工事していて、振動も激しかったので、隣家の解体工事の影響でヒビが入ったものと思うのですが、こうした場合はどうすればよいでしょうか。
基礎、いわゆる家の土台の側面にヒビが入ったと思われますから、以下の対応が考えられます。
写真を撮影する
まず、今回のヒビが隣家の解体工事によって生じるものであることを証明するために、写真を撮影する必要があります。そして、以前の写真と比べて、そのヒビが新しいものであることを証明します。 補足=コンクリートは元々ヒビ(クラック)が入るものです。そのために、必ずしも近くで行われた解体工事の影響とは限りません。外見から見えるコンクリートの土台は建設から時間を経過することによる、経年劣化のヒビであることも考えられますので、写真撮影が必要となります。
解体工事が原因と思われた場合
まず、施主に対して解体工事によってヒビが発生したと思うので、業者と話し合いたい旨を伝えます。この時、施主を飛ばしていきなり解体工事会社と話してしまうと、施主といえども気持ちのいいものではありません。今後もスムーズなコミュニケーションを継続していくために、施主を通して業者にこちらの要望を伝えます。
解体工事会社に伝える
土台にヒビが入ったことを伝え、補修を依頼します。この時、解体工事会社が行う一般的な方法は、コンクリートを塗るなどの表面的な補修になります。
解決しない場合は
解体工事会社が話し合いに応じなかったり、応じても補修に関して責任がないと主張する場合は、弁護士と相談します。最終的には訴訟ということも考えられます。
解体で自宅の外観が見えやすくなることも一因
隣り合った家屋で一方が解体した場合、跡地から自宅をよく見ることができ、以前から気づかなかったヒビ割れに気づくことがあります。そして、隣家の解体工事によるものと混同してしまうケースがあります。
予防策
こうした事を防ぎ、隣家と今までと同じようなコミュニケーション維持するために、隣家が工事に入る前に基礎や屋根、カーポートなどの自宅外観写真を撮影することをお勧めします。こうした事がトラブルを防ぐことになります。
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