解体費用を節約するためにはどうすれば良いですか?
今度、古くなった自宅を解体して建て替えをすることにしました。解体業者に解体工事の見積りを取りましたが全般的に高くて驚いています。資金はできるだけ新居のほうにまわしたいので、解体費用を少しでも節約するためにはどうすれば良いですか?
時期を業者に任せると2~3万以上安くなる可能性もあります。解体費用のほとんどは処分費と人件費。いかにこれらの手間を減らすかが節約のポイントになります。
家財道具の処分、草木の処分をしておく
解体費用を抑えるには、解体工事会社の作業の手間を減らすかがカギです。だからといって、自分で解体作業をするのは危険ですし、素人が安易に手を出してしまうと費用が高くなるので絶対に行わないようにしましょう。
節約のポイントになる行動は、工事前に家財の処分と庭木の処分することです。理想的な状態は解体工事に入る前に、余計なものが何もない状態です。
家財を残したままにしておくと、その処分で時間がかかります。家具などはもちろん、電気はすべてとっておくなど細かい部分もきちんと処分しましょう。また庭の木や、作業の邪魔になりそうな草などは予め処分しておくなど作業のし易い環境づくりも効率アップにつながります。
適正な値引き額は1割以内。法外な値切りをしないように注意
またよくありがちなのは、相場を考えず、常識はずれな値切りをしてしまうことです。非常識な値切りをすると、業者に工事を受けてもらえない可能性もあります。適切な値引き金額は1割以内です。
あまりに多くの値引きが提示された場合は、業者へその根拠について聞くようにしましょう。値引きをしたために、工事が雑になってしまっては、本末転倒の状態です。
また見積りの有効期限3ヶ月くらいなので、見積もりをもらったらなるべく早く結論を出すようにしましょう。
市役所の補助金の有無を確認すること
自治体によりますが空き家等を解体する際に、補助金の支給を受けることができる自治体は存在します。適用条件や補助金額も様々ですが、解体費用の半分以上を補てんしてもらえる可能性はあります。
もっと安くするなら工期を業者に合わせること
常識の範囲の1割以下より、もう少し安くしたい!と思う場合は、工事時期を業者さんに合わせてみてください。
解体は基本的に工事の3ヶ月前に業者を探して、2ヶ月前に契約するのがスムーズな流れです。その時、工事実施期間を2ヶ月設けて、その間、どこで行ってもらっても良いと、業者にあわせてスケジュールを組むと、さらに値引きしてもらえる可能性があります。
工期にゆとりがあると業者にとって効率よくスケジュールを埋めることができるので、業者の機会ロスを減らすことにつながります。ちなみに、1ヶ月前などかなり直前で解体工事を申し込むと、ほぼ「業者の言い値」になると思っておいてください。
また直前の工事でもすぐに予約が取れる業者さんは、あまり人気のない業者であるという点も懸念点です。急ぎの工事をしなくてはならない場合、本当にこの業者でよいかどうか迷った場合は、クラッソーネに相談してください。
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