他の現場から廃棄物を持ち込まれないか心配です。
現在、解体工事を行っていますが、夜中に他の解体現場から廃棄物を持ち込まれて不法投棄をされないか心配です。業者のほうでは、解体現場に侵入者が入れないような対策を行っているものでしょうか?もしくは、自分でできるような対策、業者に言えばやってくれそうな予防策はありますか?
対策できる範囲には限りがありますが、囲いを付けるなどある程度の予防は可能です。
すべてを防止することはできない
解体工事会社としても24時間現場を見張っているわけではないので、廃棄物を持ち込まれるリスクをゼロにするのは簡単ではありません。しかし、対策として次のようなことが上げられます。
現場を常にきれいにしておく
人間の心理から見てきれいな場所より、汚い場所の方がごみを捨てやすいという傾向があります。日頃から現場を整理、整頓するよう業者に促すことが大切です。
コーンを立てる
道路面にコーンを用いた囲いを築いておくことで、心理的に進入しづらい状況を作るようにします。
Webカメラで撮影する
Webカメラを用い現場の様子を24時間監視しておくことで、万が一、投棄されたとしても犯人の手がかりをつかむことができます。なお、撮影まで行う解体工事会社はまず存在しませんので、ご自身の負担で行っていただくことになります。
工事期間を必要以上に長く取らない
解体工事会社は複数の現場を掛け持ちにして作業を行うケースがありますので、急ぎの工事でない場合は工事期間中に休みを設け、他の現場とのバランスを取ることがあります。業者に対して不必要に工事期間が長くならないように要求し、廃棄物が現場に持ち込まれるリスクを減らすことができます。
工事後の対応も大切
今回は工事中の廃棄物の持ち込みに関するご質問でしたが、工事後の跡地への配慮も大切です。木杭とロープを用いた囲いを行ったり、敷地を常にきれいに保っておくことでゴミが投棄されるリスクを低減できます。遠方の敷地の場合であっても、たまに足を運ぶなどして状況の確認を行いましょう。
都道府県別に解体工事会社と解体費用相場を見る
-
北海道・東北
-
関東
-
甲信越・北陸
-
東海
-
関西
-
中国
-
四国
-
九州・沖縄