工場のプラント設備解体はどんな会社に依頼すべきですか?
保有している工場のプラント設備を解体したいと考えています。特殊な構造や素材が使われていると思うので一般的な解体工事とは違いますが、どのような業者に依頼をしたらいいでしょうか。工場解体工事をするための許可などがあるのでしょうか。
通常の解体工事会社で構いませんが、大型の重機を保有しアスベスト等の除去経験の豊富な業者を選択すると良いでしょう。
通常の解体工事会社でよい
プラント解体だからといって特別な法律が適用されたり、許可が必要というわけではありません。解体工事に必要な許可は、建設業許可(建築工事業、土木工事業、とび・土工工事業、解体工事業の内の一つ)もしくは、解体工事業登録(税込請負金額500万円未満の工事まで)です。これらを保有している業者に相談すればよいと思います。
プラント解体の特徴
通常どおりで問題ないとはいえ、プラント解体ならではの特徴があります。それらの特徴を押さえた業者であれば、良い提案に結びつく可能性が高いため、認識しておくと良いでしょう。
大型の重機が必要
プラントは木造住宅等と比べると、より大型の構造物といえますので、取り壊すための重機も大型のものが必要となります。ロングブーム車や3ピースアーム車と呼ばれる大型の重機を持っている業者が工事には適しています。
構造に対する理解が必要
プラントは複雑な構造をしていることが多いため、外観や図面などからどんな構造をしているかを読み取る力も必要です。ある程度プラント解体の経験があった方が、適切な工事を提案してくれる可能性が高いといえます。
有害物質除去への理解が必要
プラントにはアスベストが使用されていたり、ダイオキシンが付着していることが珍しくありません。それらの除去には専門業者の協力が必要ですので的確に状況を把握し、専門業者との連携が取れる解体工事会社が望ましいといえます。
経験豊富な業者がお勧め
上記の条件を満たすような経験豊富な業者であれば、作業手順の提案、見積り金額、近隣配慮、工事の進捗といった様々な面でよい条件が期待できます。業者のホームページ施工実績を見たり、過去の経験をヒアリングすることで、経験豊富な業者を探しましょう。
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