見積り依頼時にはどんな事を聞かれますか?
解体業者にこれから見積り依頼をする予定ですが、その際には業者からどんな事を聞かれるのでしょうか。スムーズな打ち合わせができるように、見積り時に必要になりそうな情報を先に準備しておきたいと思うのですが。
名前(氏名)、解体場所(住所)、物件の種類、物件の大きさ、物件の構造、解体希望時期等です。初回の問い合わせ時には概要を聞かれ、現地立ち会い時に詳細を聞かれることが多いです。
聞かれる項目
名前
依頼者の氏名です。
現住所
依頼者の現住所です。見積りを送付する際などに利用されます。
電話番号
依頼者の電話番号です。現地立ち会いを行う際には、当日の連絡先として携帯電話の番号も伝えておくと良いでしょう。
メールアドレス
依頼者のメールアドレスです。細かい連絡だけではなく、見積りの送付に使われることもあります。
解体場所(住所)
解体物件の住所です。業者が現地を確認する際に必要です。
物件の種類
物件の種類です。住宅・アパート・マンション・工場・設備・店舗内装・外構といった、物件の種類によって対応不可の場合もあります。
物件の大きさ
物件の面積です。現地確認時に業者が測定しますが、物件概要把握のため、初回の依頼時に聞かれることが多いです。
物件の階層
物件が何階建てか、という情報です。高層物件の場合、大型の重機が必要となるため、業者によっては対応不可の場合もあります。
物件の構造
物件の構造です。木造、軽量鉄骨造、重量鉄骨造(S造)、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)、鉄筋鉄骨コンクリート造(RS造)といった構造により、業者の対応可否が分かれます。
増築・改築の有無
過去に増築や改築をしたことがある、という情報です。建物の構造や内装材が古い建物と混在している場合、見積り金額に影響があります。
アスベストの有無
建物にアスベストが含まれているか、という情報です。現地確認時に解体工事会社が調査しますが、施主が知っている情報は開示をしましょう。
解体範囲
どこからどこまでを解体するか、という範囲です。建物を部分解体する場合や、外構の構造物を撤去する場合には伝え間違いがないように注意が必要です。
解体希望時期
いつ頃に解体をしたいのか、という解体の希望時期です。業者の施工能力には限界があるため、近近の施工枠が一杯の場合には、対応不可能な場合もあります。
支払時期
解体費用の支払時期です。基本的には業者から指定されることが多いのですが、施主の希望がある程度かなう場合もあります。
所有者
建物の所有者です。所有者が依頼者と異なっていたり、所有者が複数存在する場合には、後で書類に記載することがあります。
残置物の有無
建物内の残置物です。撤去する家具や家電品といった不用品があるかどうかの情報です。
初問い合わせ時は概要
初回電話等で問い合わせをする場合には、上記の情報のうち、一部のみを抜粋して聞かれることが多いです。名前、解体場所(住所)、連絡先、物件の種類、物件のある程度の大きさ、物件の構造、解体希望時期の概要を押さえておけば余程問題はないでしょう。
現地確認時に詳細
一方で、現地確認時には正確な見積りが出せるよう詳細な情報が求められます。解体工事会社が自身で調べられる情報が多いのですが、解体範囲については施主が正確に把握している必要があります。現地確認に来てもらっても、施主が情報を把握していないと無駄足になってしまうため、注意が必要です。なお、外構部分をどこまで壊すか分からない場合には、先ず見積りを出してもらって、その後不要であれば削っていけば良いでしょう。
都道府県別に解体工事会社と解体費用相場を見る
-
北海道・東北
-
関東
-
甲信越・北陸
-
東海
-
関西
-
中国
-
四国
-
九州・沖縄