古い家を壊す以外に、何か有効活用できないでしょうか?
築60年程度の古い家屋を所有しています。特に使用していないので取壊しを検討していますが、解体工事費用がかかるので、壊してしまうこと自体に少し迷っています。
思いつく限りでは、住居として貸す、店舗として貸す、そのまま売却、リフォームして住む、移築する、の5つです。
5つの選択肢
壊す以外の方法として、次の5つをご紹介いたします。
あくまでヒントですので、検討材料にしていただけると幸いです。
1.住居として人に貸す
状態が良い建物であれば、借家として募集を行うことができます。
水回りのリフォームなどをすれば、数百万円の費用がかかりますが、賃借人が見つかれば持続的な収益源として期待できます。
尚、借家として利用する場合は、維持費として火災保険料や不動産屋への手数料等も必要です。収益をしっかりと計算した上で、検討しましょう。
2.店舗として人に貸す
最近では古民家ブームということも有り、古い家屋が見直されてきています。
老朽化の仕方にもよりますが、味のある古さを持った建物であれば店舗として貸し出すことも選択肢に入れていただいて良いでしょう、
古い家をターゲットとしたポータルサイトもあるので、ご利用いただくのも一つです。→古民家情報館
3.そのまま売却する
古家付で土地を売却するという選択肢もあります。
土地売却というと更地で無いといけないようなイメージもありますが、実際には建物を残したままでの売買も日常的に行われています。
市場には「古い家をリフォームして住みたい」という需要もありますし、最終的には買主が解体工事を手配するという条件で売買を進めることも可能です。
4.リフォームして住む
建物の場所がご自身の生活に問題ないエリアであれば、リフォームをしてご自身で住むというのも選択肢です。
定年退職後に新たな人生の出発点として、住処を構えていただくのも豊かな選択肢ではないでしょうか。
5.移築する
戦後から現在に見られるような在来工法(木造軸組工法)では無く、昔ながらの柱と梁を釘無しで組み合わせた造りの建物の場合、木の材質が大変良い事例も存在します。そのような建物の場合、壊さずに移築をして住むというのも良い選択肢だと思います。
移築には当然費用もかかりますが、昔ながらの日本建築の伝統を住み継ぐというのも良いのではないでしょうか。
※「古民家移築」で検索をすると、専門業者がヒットします。
解体後だからこその有効活用法もある
ここでは解体をしないと言う条件での活用法をご紹介しましたが、「駐車場」、「定期借地貸し」というように更地だからこそ可能な活用法も存在します。
メリット・デメリットを考慮しながら、最良の方法を選択してください。
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