現地立ち会い時に重機や測量器械を持ってきますか？
今度、解体工事の見積りのために業者と現地立ち会いをすることになっています。その際に重機や測量器械など大きなものを持ってこられてしまうと、予告もなく工事を始めるのかと近隣の方を驚かせてしまうと思うのですが、そのようなことはありますか？見積りを出してもらうための現地立ち合いには業者はどんなものを持ってきますか？
ありません。現地確認時には担当者1〜2名が、筆記用具とメジャー（もしくは小型のレーザー測定器）を持参し来訪するのみです。
重機や測量器械を持ってくることはない
現地確認時に重機や測量器械が持参されることはありません。現地確認の主な目的は、建物の寸法と材質、壊すべき構造物の量、近隣環境を調べることです。これらを調べるためには簡易的なメジャーと筆記用具があれば十分です。近所の方を驚かせることはありませんので、安心して下さい。
メジャーで重機の搬入経路も確認できる
「道が狭いけど、重機が入るかどうかの確認をしなくてよいか」という疑問をいだく方がいるかもしれませんが、重機の搬入に関してもメジャーがあれば確認ができます。重機の幅・高さ・長さは、重機のクラスによってある程度の規格が決まっており、道路幅や曲がり角の状況を測定することで搬入可能か確認できます。
建物寸法もメジャーで十分
建物の寸法を測定するのもメジャーで十分です。住宅の新築をする場合には、敷地の正確な寸法や高さが必要となるため、大がかりな測量器械や複数人数での測定が必要となります｡しかし、解体の見積りにおいては、そこまでの精度は必要ありません。一般的に巻き尺による測定で十分といえます。最近ではハンディタイプのレーザー距離計・測定器が登場しており、それを利用する担当者も増えています。
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