近隣あいさつの粗品に「のし」は必要?内のし・外のしの選び方
近隣の方へあいさつに伺う際、手土産として粗品を用意しようと考えています。ただ、品物をそのまま渡すのは失礼にあたるかもしれないため、簡単に包装する予定です。その際、「のし紙」は付けたほうがよいのでしょうか? また、内のし・外のしのどちらを選ぶべきか迷っています。

近隣あいさつの粗品に「のし」は必要? 形式よりも気持ちが大切
1. のし紙は必要?厳密な決まりはない
近隣あいさつの際に渡す粗品に「のし紙」を付けるべきか迷われる方も多いかもしれません。しかし、結婚祝いや出産祝いなどの贈り物とは異なり、厳格な決まりはありません。形式にこだわりすぎる必要はなく、大切なのは、近隣の方への感謝の気持ちを伝えることです。
のしとは、もともと アワビを薄く削ぎ、乾燥させて伸ばしたものを指します。
アワビは縁起物とされ、結婚や出産などのお祝い事で贈り物に添えられていました。現在では、紙に印刷された「のし紙」として広く使われ、慶事以外でも利用される機会が増えています。
2. どちらかといえば「外のし紙」が一般的
実際の事例を見ると、「ご挨拶」と書かれた外のし紙を付けることが多いようです。のし紙のかけ方には 内のし(包装紙の内側にのし紙を付ける)と 外のし(包装紙の外側にのし紙を付ける)がありますが、粗品としてよく使われるタオルや洗剤は、特に厳重な包装をすることは少なく、のし紙だけをかけることが一般的です。
外のし紙を使用するメリットは以下のとおりです。
- 渡す側 にとって手軽で準備しやすい
- 受け取る側 にとっても気軽に受け取れる
- のし紙に「ご挨拶」と記載することで、何のための品か一目でわかる
このような理由から、外のし紙を選ぶケースが多いようです。
3. のし紙とあわせて「あいさつ状」も忘れずに
近隣あいさつの目的は、工事に対する不安を和らげ、ご協力いただくためのお願いと感謝の気持ちを伝えることです。そのため、粗品と一緒に工事の挨拶状を用意するとより丁寧です。
特に近隣の方が気にされるのは以下の点です。
- 工事の期間(いつ始まり、いつ終わるのか)
- 連絡先(万が一のときに誰に相談すればよいのか)
解体工事会社から別途案内がある場合は問題ありませんが、ない場合はご自身で用意し、 工事スケジュール・業者名・担当者名・連絡先 などを記載すると安心感につながります。
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