一括見積りサービスに会社決定や工事完了の報告は必要ですか?
一括見積りサービスを利用して解体工事をしました。紹介してもらった業者の中から自分なりに選定して業者を決め、解体業者と直接やりとりを進めて工事も無事に終わりました。仲介業者にこちらから伝えるべき事柄は特になかったのですが、一括見積りサービスを利用した場合は、業者を決めた報告や工事が終わった報告はしたほうがいいのですか?
サービスによりますが、伝えた方が無難です。
サービス規約による
インターネット上にはさまざまな一括見積りサービスが存在しますが、解体工事終了等の報告義務については、サービスによって異なります。利用規約に「見積り提出後○日以内に検討結果を報告すること」という会社もあれば、特に大きな決まりを設けていない会社も存在します。一度利用されているサービスの利用規約をご確認いただくのがよいでしょう。
連絡した方がメリットがある
一般的に一括見積りサービスの役割は業者の紹介だけではありません。解体を希望されている施主の方へのサポート体制がしっかりしているサービスであれば、見積りの精査や契約書の妥当性の確認、契約後の相談等も行っています。一括見積りサービスに連絡をすることは、施主へのサポートが増える機会を作ることになりますので、そのような観点から報告はメリットがあるといえます。
メリットには以下のようなものがあります。
見積り精査
一括見積りサービスでは、複数の解体工事会社間において見積り項目に差はないかという点や、本来入っていなければならない項目が漏れていないかどうかという点、あるいは削ることのできる項目があるのではないかということなどを精査します。
値引き交渉
施主に代わり一括見積りサービスが解体工事会社への値引き交渉を行います。値引きの相場観を元に、解体工事会社と施主の間に角が立たないように、最大限の値引きが可能になるような交渉を行います。
契約書の確認
解体工事会社と施主が交わした解体契約書の文面に違和感がないか、不自然な点はないかなどの確認を一括見積りサービスが行います。加えて、解体作業中あるいは解体後のトラブルを防止するために、契約書の文中に追記しておくべき項目の漏れはないかなどの確認をします。
契約後の相談
解体作業中や解体後に、解体工事会社の対応に施主が違和感を覚えたなどの場合、それが問題なく普通の状態であるとか、あるいは業界の常識と照らしても不自然な対応のようだ、といったことの相談をします。また、マニフェストの発行などに関しても相談に応じます。
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