解体工事の準備はどれくらい前から行うのが良いの?
現在、古屋の建替えに伴い家の取り壊しを考えています。
早いに越したことはありませんが、遅くとも解体着工日の2ヶ月前には行いたいところです。
事前準備で必要なことを一通り見ていきましょう。
解体工事会社の選定(1週間~1ヶ月間)
一般に戸建て住宅の場合、業者に現場を見てもらってから見積りが出るまでの期間は2~3日程度です。依頼語直ぐに足を運んでくれれば問題は無いのですが、担当者の予定が詰まっている場合などは、現地確認まで数日を要する場合も有ります。
また、見積り後も各社の細かい項目を見比べたり、内容に漏れが無いかを確認する期間も必要ですので、最低でも1週間を設けると良いでしょう。
ちなみに、マンションやビルなどの大きな建物の場合は見積もり作成に必要な期間も長くなるため、注意が必要です。
家の片付け(1週間~)
解体工事前には家の片づけが必要です。
家電、箪笥といった不用品については解体工事会社が有料で撤去してくれることも多いのですが、費用を安く抑えるためにはご自身でクリーンセンター(自治体の処分施設)などに持ち込んでいただくのが一番です。物の分別や運搬の期間を考えると、最低でも1週間は必要です。
また、エアコンを新居で利用する際には、専門業者に取り外しを依頼する必要があります。引越しの多いシーズンですと、業者が直ぐに動いてくれない可能性も有りますので、早目の準備をしましょう。
ライフラインの停止手続き(1週間程度)
工事に取り掛かる前には、ガス・電気・電話といったライフラインの取り外しが必要です。
解体工事会社によっては、代行して取り外しの申請をしてくれるところもあるのですが、多くの場合は施主自らが手配をしなくてはなりません。
手続きは、ガス会社、電力会社等へ電話一本で行えることが多いですが、書類手続きな必要なこともありますので、早めに書く会社へ確認することをお勧めします。
建設リサイクル法の届出(1週間)
建設リサイクル法により、80平米以上の家を壊す際には1週間前の届出が施主に義務付けられています。
解体工事会社が代行して申請してくれることがほとんどなので、気にすることは少ないかもしれませんが、「着工まで1週間必要」というルールは知っておいたほうが良いでしょう。
仮住まいの手配(1~2ヶ月程度)
現在住んでいる家の建替えの場合は、新居の工事期間を過ごす仮住まいの手配も必要になります。
中には即入居が可能という物件も存在しますが、条件にあった物件が簡単に見つかるとは限りませんので、ゆとりを持って物件探しを行うと良いでしょう。
お近くの不動産屋さんや、不動産ポータルサイトで情報を集めていただくと良いと思います。
以上です。現在住んでいない家の解体であれば仮住まいの手配は必要ありませんし、急げば一ヶ月以内の着工も無理ではありませんが、十分な準備をするためには早めに動いていただくことをお勧めします。
都道府県別に解体工事会社と解体費用相場を見る
-
北海道・東北
-
関東
-
甲信越・北陸
-
東海
-
関西
-
中国
-
四国
-
九州・沖縄