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現場までの道路幅が狭くて重機が搬入できるか心配です。調べる方法はありますか?


                 

家の取り壊しを検討していますが、前面の道幅が非常に狭く(約2m)、工事が行えるか心配です。解体工事をするには重機やトラックが必要だと思いますが、こんなに狭いところに入ってこられるのでしょうか?

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重機と車両、それぞれの寸法と照らし合わせて、道路幅を確認すると良いです。

重機・車両の双方について検討が必要

道幅の検討を行う際に気をつける必要があるのは「重機」と「車両」の2点についてです。

解体工事の場合、バックホウやユンボと呼ばれる重機で建物を壊し、発生した廃材を車両(ダンプカー)で搬出します。

ここでは、それぞれの車幅についてご紹介します。

よく使われる重機の寸法

メーカーによってもサイズが異なりますが、住宅の解体工事で一般的に使われる重機(バックホウ)の寸法は以下の通りです。

  • 0.2サイズ
    全巾:約2,000mm 全長:約5,200mm
  • 0.25サイズ
    全巾:約2,200mm 全長:約6,000mm
  • 0.45サイズ
    全巾:約2,500mm 全長:約7,300mm
  • 0.7サイズ
    全巾:約2,800mm 全長:約9,400mm

※サイズを示す0.2というのはショベルとして使ったときのバケットの容量を示しています。0.2サイズであれば0.2㎥

重機のサイズは0.1サイズ程度から存在しますがもっとも多く使われるのは0.25サイズになります。

大きな重機が入らない場合は、小回りの利く小さな重機を利用することとなりますが、解体工事会社がそのサイズの重機を保有していないのであればリース料が発生しますし、小さな重機は作業効率が落ちるため、費用が割高になってしまいます。

よく使われる車両の寸法

こちらもメーカーによって異なりますが、一般的には次の通りです。

  • 軽トラック
    全巾:約1,500mm 全長:約3,400mm
  • 2tトラック
    全巾:約1,900mm 全長:約6,000mm
  • 4tトラック
    全巾:約2,300mm 全長:約8,200mm
  • 10tトラック
    全巾:約2,500mm 全長:約12,000mm

北海道では10t(もしくは11t)トラックが主として利用されますが、それ以外の地域では4tトラックを利用するのが一般的です。

重機と同様に大型の物ほど割安になる傾向があります。

搬入経路全てを見ることが大切

実際に検討を行う際には家の前の道路幅に着目しがちですが、搬入経路内に一箇所でも狭い場所があれば搬入は出来ませんので、搬入経路の全てに気を配ることが大切です。

また、道が湾曲していたり、曲がり角が存在する場合は、車幅だけでなく車長も影響しますので、そのあたりも踏まえてチェックしていただくと良いと思います。

※業者に声を掛けていただくのが最も手っ取り早いかもしれません。

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