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会社に土の漉き取り・入れ替え・整地を依頼できるのでしょうか?


                 

家の建て替えをします。新しい家で駐車場を作るのですが、いまの古い家は道路より少し高い位置に建てられているので、土の漉き取りをして道路との高低差をなくす予定です。古い家を解体してもらう際に、できれば漉き取りや土の入れ替え等も一緒にやってもらいたいのですが、解体業者はどの程度までやってくれるものでしょうか?

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基礎打設部分のあらかじめの漉き取りや、数十センチ程度の盛り土であれば可能なことが多いですが、それ以上の大規模な造成は難しいかもしれません。詳しくは業者に確認して下さい。

小規模な整地等なら可能

解体工事で使用する重機は、先端のアタッチメント部分をバケットに変更することで、土を動かすショベルカーとしても利用することができます。解体後の整地というと、漉き取りや土の入れ替え、基礎打設部分の掘削等が考えられますが、小規模なものであれば充分可能であるといえます。

漉き取り

地盤が道路面より高く、駐車スペースを取るための乗り入れを作りたい時などには、その高低差を解消するため土の漉き取りを行います。乗り入れ部分だけをなだらかに漉き取ることもあれば、車が駐車する部分そのものを丸ごと漉き取ることもあります。その後の外構計画に影響してくるため、外構図面を用いて施工の打合せをすると共に施工後、外構業者もしくは新築業者に現地確認をしてもらうようにして下さい。

土の入れ替え

解体後は地中から掘り起こされた土が地表へと露出しますが、土の性質(粘土質、酸性・アルカリ性)が意図する利用方法と合致しない場合もあります。その際、既存の土を搬出し、代わりに畑や庭、花壇のような利用方法に適した土を搬入します。新築計画を控えている場合には、建物の配置位置まで入れ替えてしまうと、地盤支持力に影響が生じる可能性があるため注意が必要です。

盛り土

新築計画の際に、既存の地盤よりも設計地盤を上げる場合には、盛り土を行います。土を入れた後には、ランマーやロードローラーで転圧をかけ土を締め固めます。新築時には地盤の支持力に影響が出るため、基礎下部分に関しては砕石を敷き詰めることもあります。必ず建設会社と協議を行い、施工するようにして下さい。

基礎打設部分の掘削

今日の住宅建築において、基礎は地表から20〜30センチ程度の深さまで掘り下げ打設を行います。通常であれば基礎屋が土を掘削し基礎を打った後、余った土を基礎残土として処分しますが、あらかじめ基礎が打たれる部分の土を解体工事会社に掘削してもらうことも可能です。建築計画に沿った重要な工程ですので、事前に建築会社としっかりと協議した上で解体工事会社に依頼することが大切です。また、漉き取りすぎてしまった場合には、後の工事に支障を来すこともあるため、漉き取り後の立ち会いには建築会社の同席が望ましいといえます。

大規模な造成は難しいかもしれません。

上記のような小規模な整地であれば対応可能な業者は多いのですが、1メートル近い盛り土、切り土や大規模な造成においては対応可能な業者は限られます。土を移動するのに適した専門の重機に加え、専門技術が前提となりますので、一度担当者に確認していただくとよいでしょう。

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