マンション内装解体を行う際の注意点はありますか?
売却のためにマンションの内装解体を検討しています。一軒家の解体工事とは少し勝手が違うと思うのですが、残したほうがいい部分、解体してしまったほうがいい部分などはありますか?他にも気をつけるべき点、注意点があれば教えてください。
共用部分を傷つけないことに加え、その後購入者が現れやすい解体を行うのが良いでしょう。
マンションの共用部分
最も注意するべきなのは、マンションの共用部分を傷つけないことです。共用部分と聞いて思い浮かびやすいのが、玄関(エントランスホール)やエレベーターホール、廊下などですが、柱や梁といった構造体についても複数の所有者で共有しているとみなされます。解体をする際に、擦り傷等が発生するのはやむを得ないのですが、強度に支障を来すよう破損が出てしまった場合、管理組合や他の所有者との協議が必要となるケースがあります。トラブルにならないためにも、共用部分を破損しないことが大切です。念のために、解体着工前に管理組合に連絡を取り解体工事の際の注意点について確認しておくと良いでしょう。
購入者が現れやすい解体
解体をする際のもう一つの注意点としては、購入者が現れやすい解体を行うことです。新たな購入者は建物の購入費用だけではなく、その後のリフォームがいくらかかるのかを踏まえた上で物件の選定を行います。リフォームに莫大な費用がかかってしまうようであれば、その分、買い手が付きにくくなってしまいます。フローリングや水回りなどが再利用できる場合には、それらを残していただくのも一つの選択肢です。物件の需要に関しては、不動産屋が最も詳しいと思われますので、売却を相談する不動産屋にどこまで解体を進めればいいのかを相談し、地域のニーズに沿った解体を行って下さい。場合によっては、解体だけではなくリフォームも事前に行っておいた方が売却がうまく進む可能性もあります。
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