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【庭石処分ガイド】大きさ別費用・処分方法・注意点を完全解説


                 

庭をリフォームしたり、駐車場に変更したりする際に、庭石の処分を考える方は多いでしょう。しかし、大きくて重たい庭石は簡単に運び出すことができず、「どうやって処分すればいいのか?」と悩んでしまうこともあります。

また、「業者に依頼した場合の費用は?」「自分で処分する方法はある?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、庭石を処分する具体的な方法や費用の目安、注意点について詳しく解説します。庭石の撤去でお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

  1. 庭石の種類
  2. 小さな庭石(小石・砂利)の処分方法
  3. 大きな庭石の処分方法
  4. 灯篭や大理石などの処分方法
  5. 庭石処分の注意点は?ホームセンターで回収してくれる?
  6. まとめ

庭石の種類

庭石の処分は、庭のリフォームや解体を検討する際に避けて通れない重要な作業です。庭石の種類によって、処分方法や費用が異なるため、しっかりとした知識を持って対処することが大切です。

次の章では、大きさ別に庭石の処分方法をお伝えします。

種類小さな庭石(小石・砂利)大きな庭石灯篭や大理石など
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サイズ1cm~6cm程1m~2m以上数十cm~1m以上
特徴比較的処分が容易で、再利用されることもあります1m以上の大きな石は、取り扱いが難しいため重機が必要になることもあります。造園用の装飾石などは、素材によって価値が異なります。祈願の意味が込められていることもあり、処分前のお祓いが必要な場合も。

小さな庭石(小石・砂利)の処分方法

小石や砂利が散らばっている

小石や砂利は庭の基盤として使用されることが多く、比較的処分しやすい石材処分方法としては、リサイクル業者や自治体の回収サービスを利用することが一般的です。砂利や小石が大量にある場合、まとめて処分することでコストを抑えることができます。

①自治体のごみ回収で出す

自治体によっては、庭石をゴミとして処分できる場合があります。

ただし、庭石をゴミとして取り扱う自治体は少なく、対応してくれる場合でも、「庭石を小さく砕いてから出す」または「クリーンセンターに持ち込む」といった条件があることがほとんどです。

事前に自治体に確認し、処分方法や費用、条件などをしっかりと把握しておくことが大切です。

(例)

  • 神奈川県 横浜市

一度に多量にならないよう少量ずつ、週2回の「燃えないごみ」(「燃やすごみ」と同じ収集日)の収集日に、透明または半透明の袋に入れて出してください。

土・石はどうしたらよいか

  • 兵庫県 神戸市

燃えないゴミとして、袋が破れない程度(おおむね5㎏以下)にして出してください。

「石(少量のもの)」は何ごみで捨てればいいですか?

②ガーデニングや駐車場に使う

砂利石は、ガーデニングや駐車場に幅広く活用できる素材です。その効果は、草の抑制や水はけの改善に役立つだけでなく、設置も簡単で非常に便利です。

例えば、通路や小道に砂利を敷き詰めると、自然な風合いで庭を整え、美しいアクセントになります。また、植栽の周りに砂利を配置することで、植物の色を引き立て、ガーデン全体に調和をもたらします。

さらに、駐車場に敷くことで排水性が向上し、雨後のぬかるみや水たまりを防ぐことができ、駐車スペースを清潔に保つことができます。

③庭石を引き取ってくれる人を探す

不要になった庭石を引き取ってくれる方を探す方法もあります。

特に、庭づくりに興味のある方や、景観にこだわりを持つ方は、庭石を欲しがることが多いです。こうした方々を見つけるためには、メルカリやジモティーなどのオンラインプラットフォームを活用するのが有効です。「庭石譲ります」や「庭石売ります」といった情報を投稿することで、興味のある人に直接届き、スムーズに取引ができる場合があります。

大きな庭石の処分方法

大きな石が並んでいる

大きな庭石や景石、臥龍石などは、そのままの形で処分するのは難しいため、専門の業者に依頼することが推奨されます。これらの石は重く、大きさに応じて処分費用が高額になることがあります。運搬が難しい場合も多いため、専門業者による搬出や処分が必要です。

①庭石を自分で砕いて、DIYで活用する

庭石を自分で砕いたり、DIYに活用する方法もあります。庭石を砕いて小さな石にすれば、ガーデニングの装飾や敷石として利用することができます。また、庭石を使って花壇や小道を作るなど、庭や家周りの雰囲気を一新することも可能です。

庭石を割るのに必要な道具】

  • ハンマードリル / 削岩ドリル(穴を開けるため)
  • セリ矢(石を割るため)
  • ハンマー(セリ矢を打ち込むため)

【庭石を割る手順

まず、庭石に5cm〜10cm間隔でドリルを使い、適切な深さの穴を開けます。次に、開けた穴にセリ矢を挿入し、石が割れやすい状態にします。最後に、ハンマーでセリ矢を均等に叩き、石を割ります。

②外構(エクステリア)会社に依頼する

庭石の撤去後に倉庫を新設したい、庭のレイアウトを変更したいといった具体的な予定がある場合は、エクステリア(外構)会社に依頼するのがおすすめです。撤去作業とあわせて施工も対応してくれるため、スムーズに進められます。

③造園業者や石材店に依頼する

庭石を普段から取り扱っている造園業者や石材店に依頼すれば、スムーズに処分してもらうことが可能です。処分費用は、石の大きさや種類、庭の状況、搬出の難易度によって異なります。

また、庭石の状態や種類によっては、造園業者が別の庭やプロジェクトで再利用することもあります。この場合、無料で引き取ってもらえるケースもあります。ただし、必ずしも全ての業者が対応してくれるわけではないため、事前に確認することが大切です。

造園業者や石材店に問い合わせる際は、庭石のサイズや形状、設置場所の情報を詳しく伝えることで、より正確な見積りを得ることができます。

④解体業者に依頼する

解体業者に依頼して庭石を処分することも可能です。多くの解体業者は、建物の解体と併せて庭石の撤去や庭の整地も行っています。しかし、庭石に価値があっても、基本的には「処分」として扱われることが多いので、引き取りを希望する場合は確認が必要です。庭の整地と合わせて処分を考えている場合に特に便利です。

庭石を処分する費用相場と内訳

庭石を処分する費用相場と内訳について説明します。一般的な費用相場は以下の通りです。

庭石処分費用:庭石1kgあたり約40円

人件費:1時間あたり15,000~20,000円

機械費用:1回あたり20,000~30,000円

例えば、2時間の作業で30kgの庭石を処分する場合、合計費用はおおよそ 51,200円~71,200円となる可能性があります。これには、庭石の処分費用、人件費、機械費用が含まれています。

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クラッソーネでは、解体工事会社の口コミを掲載しています。実際に利用した方々の体験談を通じて、業者選びの参考にしていただけます。

口コミの評価が書かれている

都道府県別の解体工事会社・費用相場についてはこちらから

庭の解体にかかる費用相場を知りたい方は下記のページをご覧ください。

庭の解体にかかる費用は?庭木・庭石の撤去費用を解説!

灯篭や大理石などの処分方法

灯篭が並んでいる

庭に飾られた石灯籠や大理石は、その装飾的な価値が高いため、処分の際には慎重に扱う必要があります。これらのアイテムは、時に美術品やアンティークとしての価値を持つことがあり、リサイクル業者や専門店に引き取ってもらうことが可能です。特に、灯篭や大理石は再利用やリサイクルされることもあるため、処分前に専門家に評価を依頼し、価値を見積もってもらうと良いでしょう。

もし、処分を決断された場合には、大きな石の処分方法と同様に、外構会社や造園業者、解体業者などに依頼するのが適切です。これらの業者は、慎重に取り扱い、適切な方法で処分してくれます。

お祓いをする場合

中には、代々受け継がれてきた庭石や人型の形をした石など、特別な意味を持つものもあります。こうした庭石を処分する際に、気持ちを落ち着けるためにお祓いを行いたいと考える方もいらっしゃるかもしれません。

お祓いの方法としては、塩やお酒を使って自身でお祓いを行ったり、神社やお寺で祈祷を受ける方法があります。お祓いを行うかどうかはご本人やご家族の自由ですが、心を込めて選んでいただければと思います。大切なのは、処分に対する気持ちを大切にすることです。

庭石処分の注意点は?ホームセンターで回収してくれる?

庭石を処分する際は、法律やルールを守ることが大切です。事前に注意すべきポイントを把握しておくことで、スムーズかつトラブルなく処分を進められます。

山や川への投棄は禁止

庭石を山や川、公園などの自然や公共の場所に捨てることは不法投棄不法投棄にあたります。不法投棄は環境に悪影響を及ぼすだけでなく、罰金が科せられる可能性もあるため、絶対にやめましょう。

土の中に大量に埋めることも禁止

庭石を自分の土地に埋めること自体は問題ありませんが、大量に埋めると土地の売却時にトラブルになる可能性があります。購入者から「不法投棄」や「契約不適合責任」として問題視され、交渉が難航することもあるため注意が必要です。

庭石はホームセンターで回収してくれる?

庭石の処分方法として、「ホームセンターで回収してもらえるのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、多くのホームセンターでは庭石の回収サービスを行っていません。回収の可否は店舗によって異なるため、事前に確認することが大切です。

コメリの回収サービス

コメリでは、庭石の回収サービスは提供していませんが、店舗で購入した商品の同等品1台を引き取るサービスを行っています。

回収対象品目(例)

  • 鍋、フライパン、包丁
  • 消火器、石油ストーブ
  • 電子レンジ、トースター、炊飯器
  • 詳しくはこちら

カインズの回収サービス

カインズでは、庭石の回収サービスは提供していませんが、一部の店舗に限り園芸用土のみ無料で回収しています。

詳しくはこちら

ニトリの回収サービス

ニトリでは、庭石の回収サービスは提供していませんが、小型家電のリサイクル回収サービスを提供しています。自宅で不要になった小型家電を段ボールにまとめるだけで、佐川急便が自宅まで回収してくれる仕組みです。
詳しくはこちら


まとめ

庭石の処分や活用方法については、いくつかの選択肢があります。プロに依頼して処分する方法や、DIYで再利用する方法など、状況に応じて最適な方法を選ぶことが大切です。もし庭石を処分する場合は、適正な方法を守り、環境に配慮した処理を行いましょう。再利用する場合は、庭や家周りのDIYに活用することで、新たな価値を生み出すことができます。どちらの方法でも、慎重に計画し、無駄なく活用することがポイントです。

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