値引き交渉のポイント・コツは何かあるのでしょうか?
解体工事を予定しています。まずは数社に見積りを依頼して、できるだけ安く工事をしてくれる業者を探すつもりです。解体することにあまりお金をかけたくないので少しでも安くしたいと思っていますが、業者に嫌がられない程度に値引き交渉を上手く進めるコツはありますか。
複数の業者から見積りを取り、見積り項目に漏れがないかを確認します。契約したい業者が一番安ければ「予算の○○円をオーバーしているので、協力して欲しい」と伝え、一番安くなければ「○○円の業者がありますが、御社で決めたいので協力してほしい」と伝えて下さい。
まずは項目の漏れの確認
最後の「詰め」で行う値引き交渉ですが、いくら値引いてもらったからといっても、後で思わぬ追加費用が出てしまえば満足度は薄れます。まずは、項目の漏れがないかを確認しましょう。複数の見積りを比べて「A社には入っていて、B社には入っていない項目はないか」、「近隣あいさつや申請等の手続きは含まれているか」、「追加費用がかかる可能性はどのようなものがあるか」を質問して下さい。何か漏れがあれば、値引き交渉の前に再見積りをしてもらいましょう。
いよいよ値引き交渉
次に実際の値引き交渉を行います。業者との関係を崩してしまったり、無理な値引きをして工事の質を落としてしまってはいけませんので、担当者が気持ちよく頑張ってくれる範囲で交渉を進めましょう。契約したい業者の金額が、他社に対してどのような状況であるかによって、交渉方法が異なります。
契約したい業者が最も安い場合
契約したい業者が最も安い金額を提示している場合には、「予算の○○円をオーバーしているので、もうひと頑張りしてもらえないだろうか」と伝え、業者の対応を待ちます。目一杯の金額が出てきたら、そこで決めていただくのが良いと思います。
契約したい業者より安い業者があった場合
契約したい業者より安い業者があった場合には、「御社に任せたいが、○○円で出している業者があるので頑張ってもらえないか」と、伝えましょう。担当者としては高いにもかかわらず、対応等を評価され選んでもらえるというのは嬉しいことなので、きっと良い対応をしてくれることでしょう。そして提示があった金額で、話を進めていただくのが良いと思います。
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