現地確認の立ち会いは代理人でも良いですか?
解体を予定している建物がありますが、そこからは遠方に住んでいるので業者の現地確認時に立ち合いができません。現場の近くに親族が住んでいるため立ち会いを依頼したいのですが、立ち会うのは代理人でもいいのでしょうか?一度も業者と会わずに契約を交わすことは避けたほうがいいのでしょうか?
解体範囲を認識している方であれば問題はありません。認識がない方は避けた方が良いでしょう。
解体範囲の認識があれば良い
現地確認時に施主が立ち会う理由は、解体範囲を業者に正確に伝えるというのが目的です。敷地境界の位置、取り壊しをする建物、取り壊しをする塀や植栽の範囲を明確に業者に伝えることによって、正確な見積りと業者比較ができるようになります。工事範囲の指定ができれば、必ずしも施主本人である必要はありませんので、代理人を立てていただくのも良いでしょう。
認識がない方は避けた方が良い
解体範囲の指示が大きな目的ですので、解体範囲の認識がない方は避けた方が良いといえます。立ち会いをしていただいても業者に内容を伝えることができないため、無駄に時間を浪費するだけです。
立ち会えないなら写真・図面と電話で指示を
もし自身が立ち会えず、適切な代理人も見つけられない場合は、写真・図面と電話で指示をしていただくことをお勧めします。建物の写真があれば、壊す範囲をマーキングして業者に渡すと良いでしょう。また、写真がない場合は図面に解体範囲を書き込んで業者に渡すのも良いと思います。その上で業者が現地に出向いた際に、現地から施主に電話をしてもらい不明点を確認すれば安心といえます。
契約前には業者と面談を
現地確認だけであれば写真等で済ませることは可能ですが、実際に業者を選定し契約を交わすまでには、一度面談をしていただいた方が良いでしょう。現地確認に立ち会うもう一つの理由は、担当者の人柄と会社の姿勢を確認することです。解体工事は一つ間違えると、いろいろな方に迷惑を掛ける工事です。工事を任せる業者は信頼できるところであるべきですが、担当者と顔を合わせることで信頼ある会社かどうかを確認できます。遠方であっても、契約前に一度は担当者と顔を合わせることをお勧めします。
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