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ウッドデッキ解体費用相場はいくら?自分で撤去するのと業者に依頼する場合で比較してみよう


                 

ウッドデッキは老朽化や腐食が進むと解体撤去が必要です。解体する場合、業者に依頼するか自分で解体するかが選択できますが、どちらがいいのでしょうか。

この記事ではウッドデッキの解体費用の相場や業者依頼と自分で解体するメリット・デメリット、自分で解体する流れなどを分かりやすく解説します。

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どのような解体をご希望ですか?

ウッドデッキ解体を業者に依頼する場合の費用相場や内訳

ウッドデッキは直射日光や風雨にさらされ続けるため何年も経過すると、経年劣化や腐食によるボロボロになります。劣化や腐食が進んだウッドデッキは見た目が悪いだけでなく、使用すると床が抜けるなどでケガの危険性もあるので、状況を考慮し解体が必要です。

解体の選択肢としては、「業者に依頼する」「自分で解体する」の2つがあります。まずは、業者に依頼する場合の費用相場や内訳をみていきましょう。

ウッドデッキ解体を業者に依頼する場合の費用相場

業者に依頼する場合の費用相場は、3~15万円ほどです。

ただし、ウッドデッキの面積や立地・依頼する業者によっても費用は大きく異なるので、できるだけ複数の業者で見積りをとり比較するようにしましょう。

見積りの内訳

ウッドデッキ解体費用には以下のような費用が含まれるのが一般的です。

  • 人件費などの解体費
  • 廃材の処分・運搬費
  • 諸経費 など

人件費などの解体費用は、業者によって価格が大きく異なる項目です。計算方法は、作業時間・人数・面積など算出の基準が異なるので注意しましょう。

また、解体後の廃材は産業廃棄物として適切に処分が必要となるため、廃材の搬出や処分の費用が必要です。

見積りの算出方法は業者によって異なります。一式であってり、大まかに算出したりするケースもあるので、内容が不明な場合は内訳や追加料金が発生しないかどうかまで確認しましょう。

追加料金が発生するケース

以下のようなケースでは、追加料金が発生する可能性があります。

  • 道路や敷地が狭くトラックが搬入できない
  • 2階以上に設置されたウッドデッキ

現場までトラックが搬入できないと、廃材の運び出しを人力でする必要があります。手間と時間がかかるだけでなく別途駐車料金も発生するため、追加料金になるケースが多いでしょう。

また、高所に設置されたウッドデッキも解体作業に危険性が伴い、足場の設置などが必要になるケースもあるので費用が高くなります。

ウッドデッキは自分で解体できる?

ウッドデッキは工具を揃え手順を押さえれば、自分でも解体できます。自分で解体できれば解体費用も大きく抑えられるので、DIYに慣れている方などは検討してもよいでしょう。

ここでは、自分で解体する費用相場や流れを解説します。

自分で費用する場合の費用相場

自分でウッドデッキを解体する場合、費用の目安は1~3万円程度です。この費用には人件費は含まれず、主に「道具の購入費用」と「廃材の処理費用」がかかります。

ウッドデッキの解体には電動のこぎりやバールなどの工具が必要ですが、すでに工具を持っている場合は費用を大きく抑えることができます。もし解体以外で工具を使用する予定がない場合は、知人に借りるか、ホームセンターでのレンタルを検討するのも一つの方法です。

解体後の木材は小さくすれば一般ごみとして処分できますが、基礎にコンクリートが使われている場合は、専門業者に処分を依頼する必要があります。そのため、解体前に見積りや依頼を行いましょう。廃材の処分方法は自治体によって異なるため、事前に調べて、ルールに従って適切に処分することが重要です。

解体作業の手順

ウッドデッキを自分で解体する場合、基本的には作る順序と反対で解体することになります。

大まかな流れは以下のとおりです。

  • 工具を揃える
  • ラティスや板塀の取り外し
  • 床材の取り外し
  • 骨組みの解体
  • 束石や床束を取り除く
  • 廃材の処分

ウッドデッキ解体では、電動のこぎりやバール・電動ドライバーなどの工具が必要です。工具を揃えたら手順に沿って慎重に解体してきましょう。解体後の廃材は自治体のルールに従って処分します。

基本的には、木材なら一般ごみ、公地などの金属は資源ごみや燃えないゴミ、束石などのコンクリートは専門業者で処分となるでしょう。

ウッドデッキ解体を自分で行うメリット・デメリット

ウッドデッキ解体を自分でするか・業者に依頼するかは、費用だけでなくメリット・デメリットも踏まえて検討することが大切です。

まずは、自分で解体するメリット・デメリットをみていきましょう。

メリット

  • 費用を抑えられる
  • 自分のペースで作業できる

デメリット

  • 作業に時間と労力がかかる
  • ケガや事故のリスクがある

メリット1:費用を抑えられる

自分で解体する大きなメリットは、業者に依頼するよりも費用を大きく抑えられる点です。もし工具がすでに揃っていて、廃材もほとんど自治体の回収で処分できる場合、費用はほぼかからないでしょう。

メリット2:自分のペースで作業できる

業者に依頼する場合、現場見積りや解体工事などの日程をある程度合わせる必要があります。繁忙期などで業者の手配が難しいと、希望の解体スケジュールに合わせられない場合もあるでしょう。

自分で解体すれば、自分のペースで希望の日程に合わせた解体が可能です。

デメリット1:作業に時間と労力がかかる

デメリットとしては、解体に時間と労力がかかる点が挙げられます。解体業者であれば、複数人で作業を行い、一般的な広さのウッドデッキなら半日ほどで解体から廃材の処分まで完了します。

一方で、自分で解体する場合は、作業が1人で行われることが多く、工具の扱いに慣れていないと複数日に分けて作業を行う必要があるでしょう。また、廃材の処分も自分で行わなければならず、ゴミの日まで自宅に保管したり、業者に依頼したりする手間もかかります。

デメリット2:ケガや事故のリスクがある

ウッドデッキは自分でも解体できるといっても、解体作業は危険をともなうものです。とくに、工具の取扱いに慣れていない・ウッドデッキの立地や状態が悪いといったケースでは、解体作業中にケガや事故になるリスクがあります。

また、屋外での作業となるため、夏場は熱中症のリスクもあります。隣家が近い場合は、解体作業中に隣家に破片が飛んで傷をつけないかも気にしなければなりません。

自分で解体する場合でも危険だと感じたら、作業は一度中断し以降の対応を検討するようにしましょう。費用だけでなく、手間やケガのリスクまで考慮して業者に依頼するかを検討することが大切です。

ウッドデッキ解体を業者に依頼するメリット・デメリット

ウッドデッキ解体を業者に依頼するメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

  • 専門的な知識と技術で安全に解体できる
  • 作業が迅速に進む

デメリット

  • 費用が高くなる可能性がある
  • 業者選びに注意が必要

メリット1:専門的な知識と技術で安全に解体できる

解体業者は解体のプロです。専門的な知識や技術・必要な道具はそろっているため、適切に状況を判断しながら解体を進めてくれます。立地によっては隣家へ考慮も必要ですが、プロであれば安心して任せられるでしょう。

メリット2:作業が迅速に進む

一般的な広さのウッドデッキであれば、半日ほどで解体作業は終了します。解体後の廃材もそのまま搬出してくれるため、解体後は清掃されたきれいな状態で廃材などもありません。

自分で行うとなると解体に時間がかかるだけでなく、掃除・廃材の処分まで含めると、きれいな状態になるのは業者に比較すると時間を要するでしょう。スムーズかつ安全な解体作業を希望するなら、業者への依頼をおすすめします。

デメリット1:費用が高くなる可能性がある

業者に依頼すると、費用がかかってしまう点がデメリットといえます。一般的なウッドデッキでも3~15万円で予算を検討しておくほうがよいでしょう。

さらに、敷地が狭い・業者が遠方などといったケースでは追加料金が発生し、費用が高額になる恐れがあります。費用は業者によっても異なるので、しっかりと見積りを比較しできるだけ費用を抑えられるようにしましょう。

デメリット2:業者選びに注意が必要

解体業者選びは、費用や解体工事の質に大きく影響します。中には、質の低い工事を行ったり、廃材を不法投棄したりする業者もいるため、慎重に選ぶことが重要です。このため、解体業者を調べて見積りを取り、比較する手間がかかる点がデメリットと言えます。

しかし、解体業者選びをおろそかにすると、後々解体工事で後悔する可能性があります。見積り、実績、評判、資格や許可などを事前にしっかりと調べ、比較することが大切です。

ウッドデッキ解体費用を節約するためのポイント

業者に依頼する場合、少しでも解体費用を抑えたいなら次の3つのポイントを意識するとよいでしょう。

  • 解体時期を選ぶ
  • 一部の作業を自分で行う
  • 複数の業者から見積りを取る

解体時期を選ぶ

繁忙期に解体を依頼すると、費用が高くなる可能性があります。一般的に解体工事の繁忙期は12月~3月といわれ、この時期は費用が高くなりやすいだけでなく、業者の手配が難しく希望の日程で解体工事できないケースも多くなりがちです。

一方、4~9月は閑散期にあたるため、この時期であれば費用が安くなっていたり、値引き交渉に応じてくれる可能性もあります。ただし、梅雨時期は工期が延長し費用が高くなる恐れもある点には注意しましょう。

一部の作業を自分で行う

ラティスや床材の取り外しなど、できる解体作業だけでも自分で行っておくと費用を抑えやすくなります。作業は難しい場合でも、廃材は自分で処分するといった方法も検討できるでしょう。

複数の業者から見積りを取る

業者によって見積り額は大きく異なるため、複数の業者を比較することが大切です。ただし、あまりにも他の業者よりも安すぎる業者は避けた方が無難です。費用が安すぎる場合、廃材の不法投棄や追加料金が発生する恐れがあるため、注意が必要です。

また、見積りに含まれる項目は業者によって異なるので、追加料金の有無やサービス内容をしっかり確認したうえで、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

ウッドデッキ解体費用の注意点とトラブルを防ぐ方法

ウッドデッキ解体費用の注意点とトラブルを防ぐ方法には、以下の3つが挙げられます。

  • 見積りの内容を詳細に確認する
  • 追加料金の発生条件を事前に確認する
  • 信頼できる業者を選ぶ

見積もり内容を詳細に確認する

見積りの書式や含まれる項目は、業者によってさまざまあります。細かく費用を提示してくれる業者もいれば、一式で提示する業者もいるでしょう。見積りの内容が不明なまま進めてしまうと、追加料金が発生する恐れもあります。

細かい点までチェックし不明点は業者に確認することが大切です。

追加料金の発生条件を事前に確認する

見積りを確認する際には、追加料金の有無や発生条件まで押さえておくことが大切です。とくに見積りが安い業者は追加料金が発生する可能性が高いので、必ず確認するようにしましょう。

信頼できる業者を選ぶ

信頼できる業者に依頼することで、適切な価格と満足いく工事が期待できます。業者を選ぶ際には、価格だけでなく見積り時の対応や実績・口コミ・サービス・資格の有無など幅広い項目でも比較することが大切です。

まとめ

ウッドデッキ解体を業者に依頼する場合の費用目安は3~15万円ほどです。自分で解体すれば工具購入費用程度となるので大きく費用を軽減できます。

しかし、自分で解体すると手間や時間がかかるだけでなく、ケガのリスクもあるので費用以外も含めて依頼するが自分で解体するかを検討することが大切です。

工具の扱いに慣れていない・手間をかけたくないといったケースなら業者への依頼をおすすめします。解体費用は業者によっても異なるので、見積りを比較し信頼できる業者を選ぶようにしてください。

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