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【解体工事を成功させるコツ】失敗しないための注意点とチェックポイントを解説!


解体工事を成功させるためには、事前の準備と信頼できる業者選びが欠かせません。

「予想以上に費用がかかった」「近隣住民とのトラブルが発生した」といった失敗を避けるために、各ポイントをしっかりと押さえておくことが重要です。

本記事では、各場面ごとのポイントを解説します。これから解体工事を進める方にとって、役立つチェックリストとしてご活用ください。

目次

  1. 解体業者の探し方
  2. 解体業者に見積りを依頼する際のポイント
  3. 解体業者選定の重要ポイント
  4. 解体工事前の準備チェックポイント
  5. 解体工事後に確認すべきポイント
  6. まとめ

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解体業者の探し方

解体工事業者を探す方法は複数あります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選びましょう。

① インターネット検索

  • 自分で業者を比較しながら情報収集が可能
  • 口コミや実績を確認し、信頼できる業者を見極めることが重要

② 一括サイト(比較サイト)を利用

  • 複数の解体業者から見積もりを取得し、費用やサービスを比較しやすい
  • 業者によって対応のばらつきがあるため、口コミや対応の丁寧さをチェック

③ 不動産会社に相談

  • 提携業者を紹介してもらえるため、信頼できる業者と出会いやすい
  • 仲介手数料が発生する可能性があるため、事前に費用を確認

④ 知人からの紹介

  • 実際に依頼したことがある人からの紹介は信頼性が高い
  • 費用や契約内容は他の業者と比較しながら慎重に判断

⑤ 住宅メーカーや工務店の紹介

  • 建て替えやリフォームを検討している場合に活用しやすい
  • 提携業者は安心感があるが、費用が割高になることもあるため相見積もりが必要

⑥ 自治体に相談

  • 自治体によっては解体業者の紹介や補助金制度を用意している場合がある
  • 空き家対策としての支援制度があるか事前に確認

解体業者に見積りを依頼する際のポイント

✅見積りの依頼をするときは、立会をする

解体工事の見積もりを依頼する際には、「立会なし」と「立会あり」の2つの方法がありますが、トラブルを防ぐには立会ありの方がオススメです。

立会なしのリスク

  • 工事会社が敷地外からのみ確認を行うため、正確な見積もりが難しい
  • 境界が不明確な場合、追加費用が発生する可能性がある
  • 予算がオーバーするリスクがある

立会をするメリット

  • 依頼者と工事会社が現地で直接確認し、解体範囲や作業方法を打ち合わせできる
  • より正確な見積もりが提示され、後々のトラブルを防ぎやすい
  • 特殊な条件(狭い道路、近隣との境界線問題など)があれば、その場で解決策を相談できる

竣工図・図面・現況写真を用意し、できるだけ正確な情報を伝えましょう

✅複数業者に見積りを依頼する

解体業者に見積りを依頼する際は、必ず相見積りを取ることが重要です。

なぜ相見積りが必要?

  • 業者によって解体費用が異なるため、適正価格を把握できる
  • 利益率や業者のスケジュールによって見積もり額が変動することがある
  • 競争原理が働くことで、より良い条件を引き出せる
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解体業者選定の重要ポイント

解体業者を選定する際には、以下のポイントを確認しておくことが重要です。これにより、追加費用を避け、信頼できる業者を選ぶことができます。

✅産業廃棄物(産廃)処理の適正確認

解体工事においては、発生する産業廃棄物(産廃)の適正処理が必要です。業者が適切な産廃処理を行っているかを確認するために、「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」が正しく発行され、管理されているかをチェックしましょう。

✅工事保険への加入確認

解体工事には、予期せぬ事故やトラブルが発生する可能性があります。万が一に備え、工事保険(請負業者賠償責任保険など)に加入している業者を選びましょう。保険の補償内容も事前に確認しておくと安心です。

✅解体範囲の確認

ブロック塀・庭木・浄化槽などの外構物を含め、撤去範囲が見積もりに正しく反映されているかを必ずチェックしましょう。曖昧なまま進めると、後で追加費用が発生する可能性があるため、工事前に解体業者と詳細をしっかりとすり合わせることが大切です。

特に、解体後に建て替えを行う場合は、建築会社の担当者と解体業者の認識を統一することが非常に重要です。万が一、撤去してはいけない部分を撤去したり、撤去してほしい部分が撤去されなかったりすると、後々の建築作業に大きな影響を及ぼす可能性があります。

✅見積りの公平な比較

解体費用を比較する際は、解体範囲や付帯工事(整地・廃材処理費用など)の条件を統一した上で見積もりを取得することが重要です。「安い=お得」とは限らないため、内訳をしっかり確認しましょう。

✅費用の支払いタイミング確認

解体工事では、着手金・完工後の支払いなど、業者によって異なる支払いスケジュールが設定されていることが多いです。トラブルを防ぐため、契約前に支払い条件を明確にしておきましょう。

解体工事前の準備チェックポイント

解体工事の着工前には、いくつかの重要な準備が必要です。以下のポイントを確認し、工事がスムーズに進むようにしましょう。

ライフラインの停止手続き

解体工事の着工前に、電気・ガス・電話・ケーブルTV・WOWOWなどの外部から接続されているライフラインを停止しましょう。水道は工事中の散水などに必要ですが、それ以外のライフラインは撤去する必要があります。水道以外のライフラインについては、解体工事前に停止手続きを済ませておくことが重要です。

浄化槽・便槽の汲み取り手続き

解体工事の着工前に、浄化槽や便槽の汲み取り手続きを必ず済ませておきましょう。
浄化槽や便槽に残った汚水や廃棄物が工事中に漏れ出すと、周囲の環境や作業に支障をきたす可能性があります。

住宅内の電化製品・家具の撤去

解体工事が始まる前に、住宅内の電化製品や家具を撤去しておきましょう。これを行うことで、余分な解体費用や作業時間の追加を避けることができます。

✅工事期間の確認

着工日・完工日が希望通りか確認しましょう。特に、引っ越し日や次の建築工事のスケジュールとズレが生じないよう、業者と事前に調整しておくことが重要です。

近隣挨拶の実施

解体工事を始める前に、近隣住民への挨拶を行いましょう。挨拶周りでは、工事の工程表や、粗品を持参すると、より丁寧な印象を与えることができます。また、事前に挨拶をすることで、工事に対する理解と協力を得やすくなり、近隣の住民との良好な関係を築くことができます。

解体工事後に確認すべきポイント

解体工事後は、契約内容に沿って工事が完了したかどうかを確認することが最も重要です。

✅土地や近隣の状況を確認する

解体工事が終了した後、地面が平らであるか、コンクリート片や廃材が埋まっていないかを確認しましょう。これらが残っていると、後々の建築工事に支障をきたす可能性があります。

また、隣接地や道路に傷や破損がないかも重要な確認ポイントです。もし問題があれば、解体業者と迅速に相談し、修繕や補償の対応を検討しましょう。適切な対応をすることで、後々のトラブルを防ぐことができます。

✅滅失登記を実施

解体工事後には、解体業者から取り壊し証明書を受け取り、その後、法務局で滅失登記の手続きを行いましょう。これにより、正式に建物が消失したことが登記されます。

近隣挨拶の実施

解体工事後にも近隣挨拶を行うことが重要です。工事中は騒音や振動などでご迷惑をかけている可能性があるため、工事後の挨拶を通じて、良好な関係を築くことができます。

まとめ

解体工事を成功させるためには、信頼できる業者選定と事前準備が鍵です。業者選定時には、複数の見積もりを比較し、条件や費用をしっかり確認しましょう。工事前後の準備やチェックを怠らず、スムーズに進行できるよう心掛けることが重要です。これらを踏まえ、安心して解体工事を進めましょう。

この記事を書いた人

クラッソーネ運営

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