解体前の不用品処分についてのお悩み解決!
ご物件を解体する際に「不用品の処分はどうしよう」と思われた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ご物件が遠方で中々片づけに行く時間もなかったり、その場所に住んでいても休日を使ってやりたくないな、不用品の分別も面倒だななど、億劫で骨が折れる作業かと思います。一日で終わればまだいいのですが、それを何度か行わないといけないとなると尚更です。
本ページでは不用品の処分の委託方法についてご紹介させていただきます。
目次
- 不用品の処分には許可が必要!?
- 不用品の処分の委託方法はどんな選択肢があるの??
- 委託される際のメリットとデメリット
- 委託される際の注意点
- ご自身でされた時にメリット、デメリット
- 豆知識~不用品を整理するタイミング~
- あとがき
不用品の処分には許可が必要!?
不用品(廃棄物)について
上記、説明を見ていただければ分かるように、多くの方に関係するのは「一般廃棄物」です。
例えば、家庭ごみや粗大ごみ、飲食店等から出る残飯などのゴミも「一般廃棄物」に該当します。
不用品を処分する際の必要な許可について
皆様も普段ゴミを処分されている様に、もちろん家庭内の不用品をご自身で処分される分には許可は必要ありません。
しかし、処分を委託された場合、その会社には許可が必要です。
それでは、どのような許可が必要になってくるのでしょうか。
不用品の処分のためには不用品を運搬するための「収集運搬業務許可」が必要です。
産業廃棄物の場合は「産業廃棄物収集運搬業務許可」、一般廃棄物の場合は「一般廃棄物収集運搬業務許可」です。
※買取の場合は古物商許可証も必要です。
無許可で収集と運搬をしてしまうと「無許可営業」となり、下記のような非常に厳しい罰則が与えられます。
- 5年以下の懲役、もしくは1000万円以下の罰金又はこの併科
- 会社には3億円以下の罰金
不用品の処分の委託方法はどんな選択肢があるの?
それではここからが本題です。
不用品処分の委託先の選択肢としては下記のような会社が考えられます。
- おかたづけ専門業者
- 廃棄物業者
- 便利屋
それぞれの特徴を見ていきましょう。
1.おかたづけ専門会社
見積もりから仕分け、廃棄、清掃までトータルで行ってくれます。地域の分別基準に沿ってキチンと処理してくれます。
2.廃棄物業者
行政に連絡すると許可業者を教えてくれます。
ただし、地域の分別基準に沿って仕分け、分別を自分で行う必要があります。
引取りも玄関先までしか取りに来てくれない場合が多いです。3.
3.便利屋
便利屋の中には不用品処分や清掃などを請け負う会社もおります。専門ではないため、分別基準に沿わない形で処分してしまうところもありますので、注意が必要です。
※解体業者は基本的に分別、仕分けができないので産業廃棄物処分をしており、違法な処理をしているケースがあります。
委託された際のメリットとデメリット
メリット
- 現地に足を運ばなくても整理・処分してくれる
- 自分では出来ない量・重さの不用品を素早く整理・処分してくれる
- 地域の分別基準に沿って処分してくれる
デメリット
- 遺品整理の料金が発生する
委託される際の注意点
1で先述したように、適した「収集運搬業務許可」を所有していない会社が不用品の運搬を行うことは違法になります。
解体工事会社の例で言いますと、「産業廃棄物収集運搬業務許可」を保有している事が多いですが、「一般廃棄物収集運搬業務許可」は保有していない事があります。
その場合考えられるのは一般廃棄物を産業廃棄物として処分している可能性があり、違法となります。
「収集運搬業務許可」を所有していても違法な可能性がございますので、注意が必要です。
解体時における不用品の扱いについては下記となります。
ご自身でされた時にメリット、デメリット
そうはいってもご自身でされたい方もいらっしゃいますよね。
ご自身で片づけられた場合、どのようなメリットとデメリットがあるかまとめてみました!
メリット
- 大切な思い出の品をひとつずつ整理できる
- 「残す」・「残さない」の判断ができる
- 費用を掛けずに処分ができる。(リサイクル法に基づいた費用は発生いたします。)
デメリット
- 時間がかかる
- 地域に基づいた分別基準に沿った処分をしないといけないためややこしい
整理・処分のコツ
1.ある程度片づけてもらうためにメイドサービスを使用する
処分までは出来ませんが、どこから手をつけていいかわからない時はお片付けの手助けをしてくれるので便利です。
2.費用を安くあげるためにリサイクルショップに買い取ってもらう
直接リサイクルショップまでいかなくても買取に来てくれる会社もありますので、探してみてはいかがでしょうか。
3.ご自身で一般廃棄物の処分場に持ち込みをする
ご自身で運ぶ事により運搬費を抑えられるので安価に処分出来ます。お近くで不用品の持ち込みに対応している処分場を探してみましょう
豆知識~不用品を整理するタイミング~
解体以外にも不用品を整理するタイミングについてもいくつか例を上げておきます。
1.遺品整理
故人様が残されたものを一つ一つ確認し、整理していくのは思う以上に心身共に負担がかかります。
第三者に入ってもらうことでそうした大変な作業を減らせることもメリットの一つです。
2.生前整理
「生前整理」とは生きているうちに財産も含めて身の回りの品を整理しておくことをいいます。
「遺品整理」となると、遺族にとって時間と労力がかかり、気持ちの面での負担も大きい作業になります。自分にもしものことがあった後、大切な家族への負担が軽減されたり、セカンドライフを迎えるにあたりライフスタイルに合わせた住空間づくりを行いコンパクトな生活を送る方が増加傾向である今、家の中も整理をすることはとても大切です。
あとがき
本記事を最後まで見ていただき誠にありがとうございます。
不用品の処分に関するご不安事は解消出来ましたでしょうか。
適切な会社へ委託することによって、遠方の方や身体的に長時間の作業が難しい方でも早くて、楽に不用品を処分できることがお分かりいただけたかと思います。
弊社では不用品処分の専門会社である株式会社リリーフのご紹介が可能です。
お困りの際はぜひご活用ください。
創業1960年の遺品整理を中心にサービスを展開している会社で、作業実績は5,000件を誇るお片付けのプロ集団です。
遺品整理や生前整理などの業界は高額請求などのトラブルも多く、適正なサービス提供が行われていない事が分かり、「業界の健全化」を図るため事業を立ち上げた会社になります。
リリーフとは
リリーフが立ち上げの際、まず手がけた事は「料金の見える化」です。
リリーフのホームページ内で業界の標準価格を明確に提示することで、価格面で業界のスタンダードを確立しました。
また、廃棄ではなく海外でリユースする事により処分費を浮かせ、料金低減にも繋がっています。
お客様からも「必要な場所で使ってもらえるのが嬉しい」との声を多くいただく事があるとのこと。
上記のような活動が評価され、NHKの「ルソンの壺」でも紹介された事もある信頼の置ける会社です。
見積もりの流れ
下記フォームからお問い合わせ → 現地調査 → 見積もりの提示 → お申込み・作業日の確認
見積もり後の追加費用は一切ございません!
サービス内容
仕分け・分別→搬出 → 処分・リユース → 軽清掃
事例
大きさ2LDK、作業員4人で5時間作業、金額275,000円(税別)
\ 不用品処分の専門会社 /
クラッソーネ Q&A
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