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悪徳モンスター解体工事会社を見極める方法


悪徳モンスター解体工事会社を見極める方法

悪徳行者を見極める方法

【解体工事会社と初めて会うときに行うべき7つのチェック】では解体工事会社と会ったときに応対などをチェックすることの大切さについてお話しましたが、このトピックでは悪徳解体工事会社を見極める方法について一層突っ込んでお話します。

手順その1:許可証の有効性を調べる

解体工事業者の登録、産業廃棄物収集運搬許可証
まずは解体工事会社が持っている許可が有効かどうかを調べましょう。

ここで言う許可とは
①解体工事をするための許可:土木工事業許可、建築工事業、とび・土工工事業、解体工事業者の登録のうち1つ
②下請工事の際に産業廃棄物を運ぶための許可:産業廃棄物収集運搬許可
の2つです。

解体工事会社のホームページに掲載されている許可番号を控えるか、解体工事会社から直接許可証を見せてもらうことで許可番号を入手し、その有効性を発行元に確認します。(県の許可であれば県庁、市の許可であれば市役所)

窓口で有効性が確認されれば良いですが、無効だった場合はその理由も確認しましょう。(期限切れ、行政処分など)

なお、②の産業廃棄物収集運搬許可については、元請として解体工事を行う場合には必要の無い許可ですが、多くの解体工事会社は下請けになる可能性を考慮して、許可を取っているケースが多いです。不法投棄などを行った場合は真っ先に取り消される許可なので、念のため確認すると良いと思います。

手順その2:指名停止・行政処分の履歴を調べる

公共工事の指名停止情報

現在の許可が有効だと分かったら、今度は過去の指名停止、行政処分の状況を調べます。

役所で該当する業者の社名と住所を伝え、過去の違反履歴を確認してもらいましょう。現在の許可が有効であっても、過去に大きな違反をしている場合もありますし、場合によっては、同じ住所で社名を変えて許可を取っているものの実態はまったく同じ、ということもあります。

また、暴力団とのつながりによって処分を受けたのであれば、そう簡単に関係が切れるとは思えませんので、依頼を見送った方が良いでしょう。

過去に違反をした業者は繰り返し違反を犯すことも考えられますので、そのようなリスクも考慮した上での判断が重要です。(中には違反の常連のようなモンスター解体工事会社も…)

手順その3:クリアしたからと言って安心しない

手順1、2で現在と過去の違反状況は確認できるわけですが、それをクリアしたから安心とはいえません。

違反をしている業者でもただ見つかっていないだけかもしれませんし、新たな悪徳業者となることも十分に考えられます。

疑心暗鬼になる必要はありませんが、打ち合わせをしていく中で「何かおかしいな?」と思うことがあれば、一度立ち止まってよく検討することが大切です。法律的なことであれば役所の担当者も相談に乗ってくれますので、「これは法律違反じゃないの」と思ったら、まずは相談することが重要です。

この記事を書いた人

クラッソーネ運営

クラッソーネ運営

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