解体工事会社探しをする前の心得3カ条
解体工事会社探しをする前の心得
ハウスメーカー・工務店の高いマージンを抑えるために、ご自身で解体工事会社を探される方は増えてきています。今こうしてこのサイトを見ていただいているあなたも、きっとその一人ではないでしょうか?
解体工事会社に直接工事を依頼するということは、費用面で非常に効果が大きいものです。しかしそういったメリットに伴って、解体工事会社を自分で手配することには『責任』や『リスク』が伴うということも忘れてはいけません。
ここでは解体工事会社を探す前の心得をお話します。
心得その1:業者選びの油断はトラブルにつながることを忘れない
解体工事にかかる金額の大きさや、近隣への影響などを考えると、解体工事会社選びは本来慎重に行わなければならないことです。
しかし、「きっと大丈夫だろう」、「知り合いの紹介だから安心」と油断をしていると思わぬトラブルにつながることがあります。
打ち合わせ不足による解体範囲の食い違い
見積書を作らなかったことによる追加費用
先に全額入金してしまったことによる工事不履行、etc.
こういったトラブルは、しっかりと順序を経て打ち合わせを進めていけば未然に防げるものがほとんどです。油断はトラブルにつながることを肝に銘じて、慎重な業者選びを進めてください。
心得その2:違法業者・無許可を選ばないような努力をする
暴力団、不法投棄、など、悪徳解体工事会社にまつわる悪いウワサをきっと一度は耳にされたことがあることでしょう。それなのに、心のどこかで、
「あれはテレビの中の出来事」
「知り合いの紹介だから安心」
「きっと自分は大丈夫」
と思ってみえる方が大半なのではないでしょうか。
しかし、悪徳業者は間違いなく存在するのです。
このサイトの運営会社は『解体工事会社の斡旋サービス』も行っていますが、いろいろな業者を調べていると、問題のある業者の多さに驚きます。最近業者を調べたリストのデータを振り返ると、実に220件中15件が、不法投棄、暴力団との関与などの理由で過去5年以内に行政処分を受けていました。仮にこの割合が解体業界全体に当てはまるとすれば、『解体工事会社の7%は悪質』ということですからとんでもない話ですね。
こういった業者は表面的には善良な業者としか思えないような立ち振る舞いをしますが、許可証などの書類や、役所で過去の違反経歴を確認することで、かなりの割合で排除することが可能です。
悪徳業者を選ぶということは自分の被害だけでなく、周りにも迷惑をかけることになります。ご自身で解体工事会社を自分で選ぶのであれば、『何としても悪徳業者を見極める』という強い意識を持って望んでいただくことが大切です。
心得その3:少々の手間は覚悟する
解体工事会社を上手に選択するということは、いささか手間のかかる作業です。
数社から相見積りを取り
それぞれの業者と現場で立会いを行い
許可や違反経歴などの背景を確認する
慣れない作業で面倒に感じてしまうこともきっとあると思います。
しかし、善良で適正価格の業者を選ぶことができれば、そのコストメリットは計り知れないものがあることでしょう。ですから、解体工事会社の選定には、ある程度の時間と手間がかかることを理解したうえで進めていただくことが大切です。
ちょっと厳しく感じるかもしれませんが、自分のみを守るためにも、是非この3か条を守って業者の検討を進めてください。
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